高収入のバイトを探しているとコンパニオンという求人があります。
パーティーコンパニオンとは、女性ができる高収入の接客というイメージはありますが実際のお仕事内容も気になりますよね?
高収入でも、誰でも出来るものなのか、割に合う仕事なのか、どんな接客をするのか具体的な仕事内容がよく分からないから
中々一歩を踏み出せない方もいると思います。
今回は、宴会コンパニオン(パーティーコンパニオン)に興味のある方に、仕事内容や気になる給料や実態等をお伝えしていきます。
目次
【コンパニオンの仕事内容と給料】
コンパニオンは大きく分けると、下記の2種類に分けられます。
- イベントコンパニオン
- 宴会コンパニオン(パーティーコンパニオン)
イベントコンパニオンの仕事内容
イベントコンパニオンは、イベントや展示会で商品やサービスを紹介するお仕事になります。
水着やコスチュームを着て展示品の説明をしたり、チラシを配ったり、アンケートを取ったりします。
お仕事する場所は様々ですが、モーターショーやゲームショー、オートサロンのイベント、
野外(路上)や駅構内やショッピングモールで新商品のキャンペーン等を行います。
人材派遣会社(コンパニオン派遣会社)に登録した後に、1日または数日の短期の仕事で会場に派遣されます。
中には1週間~10日という長期のイベントも稀にあります。
安定して週に○回とか、毎日お仕事があるわけではありません。
イベントコンパニオンの仕事の中には、特殊のものでレースクイーンやマイクを使って商品説明をするナレーター、
イベントの司会進行役であるMCなどもあります。
特殊のものは、一般のコンパニオンに比べて技能や容姿などハードルが高くなります。
単発イベントは準備・移動を除く実働時間は3~5時間であることが殆どで休憩時間もきちんと確保されています。
コンパニオンで働く年齢層は、20代が中心で中には30代~40代の方もいます。
キャバクラやラウンジよりも年齢層が幅広い分、20代の方は若いだけで重宝されます。
イベントコンパニオンの給料
イベントや経験・知識によって時給は異なってきますが、標準的な時給は大体1900円~2500円です。
一般のアルバイトの平均時給は1000円位なので、それに比べると高時給になりますね。
イベントコンパニオンの日給は、大体1万円~2万円です。
拘束時間が短い場合は、1万円程度しか稼げない場合もあります。
イベントコンパニオンのデメリット
長時間の立ち仕事
お仕事中は、コスチュームにハイヒールでずっと立ちっぱなしになります。
支給されるコスチュームや靴のサイズが微妙に合わないこともあるので、その中で仕事をするのは辛いかもしれません。
体力と忍耐が必要
イベントコンパニオンは、冬でも露出の多いコスチュームを着て屋外で笑顔を絶やさず仕事をこなさないとならないので、
意外と体力と忍耐が必要になります。
温かいからタイツや保温下着を履く事もイベントコンパニオンには許されていません。
体調管理や体力維持をするのは、スタイル維持と同じくらい大切になります。
大勢の人の前で見られる仕事
イベントコンパニオンは、多くの来場者にあらゆる角度から見られています。
企業の顔として働くので、スタイルや表情、言葉遣いや仕草など、常に気を付けなければいけません。
気を緩めてしまうと、次の仕事を貰えない等大変なことになります。
アダルトワークではない境界線で働く
イベントコンパニオンの仕事は、アダルトワークではないですが、
水着や露出の多いコスチュームを着ることもあり、アマチュアカメラマンやスケベなおじさんを避けては通れない仕事になります。
そういう人達が猛接近してきたり、スレスレのおさわり(痴漢で捕まらない微妙なタッチ)
を嫌だと思っても笑顔でスルーしなくてはいけません。
パーティーコンパニオンの仕事内容
パーティー(宴会)コンパニオンは、会社・団体などの宴会の席に呼ばれて、お客様を笑顔でお酌をしたり接待する事が主なお仕事になります。
場所は料亭、ホテル、旅館などが多いです。簡単に言うと、キャバクラの出張版になります。
会社に集合して宴会場まで行く所もあれば、宴会場までは自分で行かなければいけない場合もあり、
拘束時間を考えると長いかもしれません。
モデル的な要素が強いイベントコンパニオンほど容姿・スタイルが重視される訳ではなく募集も多いので、
太っていなくて身だしなみがきちんと出来ていれば大丈夫です。
仕事内容は、具体的にはタバコを吸うお客様には火をつけてあげたり、ビール等がグラス1/3くらいになったら注いだり、
メニューが近くになかったら取って渡します。
あとは、笑顔でニコニコ楽しそうにして、宴会を盛り上げてあげます。
難しい仕事内容ではないので、太っていなくて身だしなみがきちんと出来ている方なら誰でも出来ます。
キャバ嬢やラウンジホステスなどのお仕事に似ているといえば似ていますが、
異なる点は水商売ほどトークスキルが必要ではない事と、水商売の会話はお客さん対女性ですが宴会はお客さん同士の会話が中心になります。
単発の宴会なので、水商売のように高いお酒を注文してもらって売上を上げる必要性や、指名・同伴ノルマ等の縛りもなく、
素人の女性でも始めやすいところが利点です。
水商売と言うより、ウェイトレスのお仕事に近いかもしれません。
詳しい仕事内容については、宴会コンパニオンの仕事を始める前にマニュアルを読んでから始めるので特に心配は不要になります。
衣装
衣装は、コンパニオン派遣の会社によって様々ですが、私服で大丈夫な場所もあればワイシャツやスーツ、
中にはロングスカートを指定される場合もあります。
ドレスを指定される場合もありますが、パーティーコンパニオンの場合は少ないです。
コスプレは、ピンク要素の強いコンパニオン会社が指定する場合が多いです。
その日に着る服装から、宴会で期待されるサービスを予測する事も出来ますね。
客層
お客様の層は、宴会内容によりますが30代~50代の男性になります。
コンパニオンを使うといった遊び方は、大人の遊び方になるので、お客様の年齢層は高めになります。
時給相場
パーティコンパニオンのお給料は大体4~5時間の仕事で、4000円~6000円が相場になります。
時給換算すると1000円~1500円位なので、通常のアルバイトよりは稼げる印象ですが、
同じようなアルバイトであるキャバクラ等の水商売と比べると給料はあまり高くないかもしれません。
あまり時給が高い場合は、それは一般の宴会コンパニオンではなく、
ピンクコンパニオンの可能性があるので、しっかり仕事内容を確認した方がいいでしょう。
パーティーコンパニオンで働くデメリット
過剰な接客を求められる可能性がある
水商売みたいにお店で働くのと違って、パーティーコンパニオンはアウェイの環境で働く事になります。
お客様の宴会が行われている場での仕事になるので、お店の人の目が行き届かないケースが多いです。
基本的にマンツーマンでの接待が多いので、中には過剰な接客を求められる可能性があります。
そのような状況の中でお酒の入ったお客様の接待をしなければいけないので、ハメを外した男性の相手を上手く接客する必要があります。
水商売に比べるとあまり稼げない点
パーティーコンパニオンの仕事は、他の水商売に比べると時給が低いかもしれません。
キャバクラの平均時給→2500円~4000円
ガールズバーの平均時給→1500円~2000円
ガールズバーやキャバクラ等は、この時給に加えてドリンクバック等があるのでパーティーコンパニオンよりも多く稼ぐ事が出来ます。
パーティーコンパニオンは、宴会場までの移動に時間がかかるのと、閑散期になると場合によってはシフトに入る事も難しくなったりします。
パーティーコンパニオンとイベントコンパニオンの違い
イベントコンパニオンとは、イベントや展示会などで表に立って、商品やイベントのPR活動をお手伝いする仕事になります。
仕事内容は、展示品の横に立って商品の説明をしたり、イベントを盛り上げたりする仕事になります。
採用基準が非常に高く、モデルのような女性が多く働く職業になります。
パーティーコンパニオンは、宴会場の担当した席で、お客様のお酒や食事を取り分けたり会話しながら宴会を盛り上げる為のお仕事になる為、
イベントコンパニオンとは大きく異なります。
ピンクコンパニオンとは?
ピンクコンパニオンというのは、ピンク=Hなサービスが含まれる宴会コンパニオンになります。
温泉旅館などでお酒の席を盛り上げながら、Hなサービスを提供します。
コスプレ・ランジェリー・裸でお酌したり、野球拳などのゲーム、貸し切り風呂での混浴やストリップショー、
女体盛りなどのおもてなし等の性的なサービスを、複数のコンパニオンがチームワークで提供するのがピンクコンパニオンになります。
他にも、スーパーコンパニオン、シースルーコンパニオン、ランジェリーコンパニオン、ハードコンパニオンと呼ばれるものもあります。
その宴会によって仕事内容は異なりますが、基本的に脱衣やお触りまではしてもいい事になっています。
宴会とは別に個別延長というシステムがあり、個別延長したお客さんと個室で個人的な付き合いをします。
ピンクコンパニオンの仕事内容は特殊で本格的にHなサービスを伴うので、ネットなどでよく調べてから応募した方がいいでしょう。
まとめ
今回はコンパニオンの種類や仕事内容やそれぞれの時給についても稼ぎについてもお伝えしてきましたが、如何でしたか?
コンパニオンといっても、イベントコンパニオン、宴会コンパニオン、ピンクコンパニオンがあり、
それぞれで仕事内容や時給も大きく異なりますね。
パーティーコンパニオンが流行ったのは、30年ほど前でその当時は旅館での宴会において流行ったサービスになります。
バブルに差し掛かった時期に、ピンクコンパニオンといった過激なサービスをウリにしたコンパニオンが流行したそうです。
パーティーコンパニオンは、宴会や飲み会に派遣されるサービスですが、最近ではコロナの影響もあり会社での飲み会等は少なくなり、
景気も悪い事からコンパニオンを頼むお客様は少なくなっています。
最近では、キャバクラが宴会に派遣される事も多く、コンパニオンを呼ぶよりもいつも飲みにいっている飲み屋さんに派遣を頼み、
接待をしてもらうというスタイルが流行しつつあります。
キャバクラみたいにお店で働く方が時給が高い、お店の人間がしっかり管理されているお店の方が接客しやすい、
移動時間が節約できる等の理由からお店で働く事を選ぶ人もいるかもしれません。
お店で働いても時給が変わらないのであれば、宴会まで出向かなくてもお店で働いた方がいいかもしれません。
それぞれのメリットやデメリットがあるので、サービス内容・お給料・時間・安定性など自分にはどれが一番向いているのかよく検討して応募してみて下さいね。